アーチェリーは、弓矢を使って的を狙う競技です。正しい持ち方を身につけることが、アーチェリーを上達させるための第一歩となります。ここでは、アーチェリーの基本的な持ち方について、わかりやすく解説していきます。
アーチェリー上達革命~試合でも良い点数を打てるようになる効率的練習法~【元・慶應義塾大学 洋弓部監督 佐藤達也 監修】オンライン版1. 弓の持ち方
弓の持ち方は、アーチェリーの基本中の基本です。正しい持ち方を身につけるために、以下の手順を踏みましょう。
- 利き手で弓のグリップ部分を握ります。
- 人差し指、中指、薬指の3本の指でグリップを包み込むようにして持ちます。
- 親指と小指はグリップに触れないようにします。
- 手首はまっすぐに保ち、リラックスした状態を維持します。
弓を持つ際は、力を入れすぎないことが大切です。力を入れすぎると、弓が安定せず、狙いが定まりません。リラックスした状態で、自然に弓を保持するようにしましょう。
2. 矢の持ち方
矢の持ち方も、アーチェリーの重要な基本技術の一つです。正しい矢の持ち方を身につけるために、以下の手順を踏みましょう。
- 矢を弦にセットします。このとき、矢羽が弦の左右に均等になるように注意します。
- 人差し指、中指、薬指の3本の指で弦を引きます。
- 矢尻(やじり)は、人差し指と中指の間に挟むようにします。
- 親指と小指は、弦に触れないようにします。
矢を持つ際は、指の位置に注意しましょう。人差し指と中指の間に矢尻をしっかりと挟むことで、安定した射撃が可能になります。また、指で弦を引く際は、指に力を入れすぎないようにしましょう。力を入れすぎると、弦がスムーズに離れず、的に当たりにくくなります。
3. アンカーポイントを確認する
アンカーポイントとは、弦を引き切った時に、手が顔に触れる位置のことです。アンカーポイントを一定に保つことで、安定した射撃が可能になります。
アンカーポイントを確認するために、以下の手順を踏みましょう。
- 弦を引き、手を顔に近づけます。
- 人差し指の第一関節が、あごの下に触れるようにします。
- 中指の先端が、口の端に触れるようにします。
アンカーポイントは、個人差があるため、自分に合ったポイントを見つけることが大切です。アンカーポイントを一定に保つことで、毎回同じ姿勢で射撃ができるようになります。
まとめ
アーチェリーの持ち方は、正しい技術を身につけることが大切です。弓の持ち方、矢の持ち方、アンカーポイントの確認など、基本的な持ち方を習得することで、安定した射撃が可能になります。
持ち方は、繰り返し練習することで身につきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、諦めずに練習を続けることが上達への近道です。正しい持ち方を身につけて、アーチェリーを楽しみましょう!
アーチェリー上達革命~試合でも良い点数を打てるようになる効率的練習法~【元・慶應義塾大学 洋弓部監督 佐藤達也 監修】オンライン版
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